株入門編①

 

 

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相場展望23.3.5 - kichiix’s blog

■今日の相場

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本日の日経平均は大幅高。

ショートカバーならば燃料切れになりやすいですし、若干3空形成からしっかりとした3空形成となりましたので本格的に天井が近くなりました。さらに今週金曜は重要イベント目白押し…心してかかれ🤪

 

さあ始めます。

株の基礎のおさらいです。

 

株とは何かという説明は省略します。

 

■株を買うメリット

  1. 値上がり収入を得る
  2. 配当金を得る
  3. 株主優待を得る

 

この3つですね。会社を応援するという目的もありますが、まずは利益ですよね(小声)

 

■値上がり収入とは

例:100株を1000円で買った後に1100円に値上がりした。

1株1000円のものを1100円で売るので

100円の利益になり100株×100円=10000円の利益

となります。

 

当然ですが、株価は色んな要因で上にも下にも動きます。トレーダーとしてはどんな要素で上がるか、何が起きたら下がるかをあらかじめ想定しておかないと思わぬ損失が発生する場合があります。

 

僕がよく使っているテクニカル分析(次回以降説明していきます)は過去のチャートや値動き、チャートのトレンドなどを読み取り、ある程度の予測をするサポートをしてくれます。

 

ファンダメンタルズ分析というものもあり、経済状況や会社業績を鑑みて取引する方法もあります。

 

この辺はプロの方もいますが、真似してトレードしても余裕で損失を抱えることもあります。

「じゃあどうすればいいんだ!」という黄色い声援も飛んできそうですが、そんなものに最適解はありません。

誰も予測出来ないからこそトレーダーで飯を食っている人もそこまで多くないですし、分かってたらみんな億万長者です。あくまで取引時のサポートです。

 

なので適当に取引するも良し、分析するも良しなので個人の自由であり、逆にその辺は株仲間が居ない限りは誰も教えてくれませんし、損失を抱えても誰も助けてくれません。

 

ですがよく言われるのは、上がる下がるはぶっちゃけ50:50ですが、分析により60:40にしたり70:30にしたり出来る事もあるわけです。

 

まだまだ語りたいところですが、次に行きます。

 

 

■配当金とは

企業が利益を得たときに株主に配られる分配金のこと

簡単に言えば株を持っているだけで会社からお金が貰えるわけです(これがいわゆる不労所得)。

企業毎に変わりますが、基本的に配当金は半年に1回貰えます。配当金受け取り権利月が決まっており、その月末の権利付き日の取引終了時まで保有していれば権利獲得し、忘れた頃に入金されます。

 

みんな大好き任天堂で例を見ていきます。

 

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予想1株配当というものがどの証券会社でも見れます。

現在の任天堂の場合、1株あたり159円貰える予想です。これは決算などで会社から提示があります。

なので100株持っている場合は

100株×159円=15900円貰えるわけです。

 

毎回配当金増配(次回の配当金増やします宣言)があると盛り上がりますね🤪

 

よく注目される点としては株価に対しての配当金利回りです。

ケース①

1000円の株に対して10円の配当金が貰える場合

10円÷1000円×100=1%の配当利回りとなります。

 

ケース②

2000円の株に対して10円の配当金が貰える場合

10円×2000円×100=0.5%となり、株価本体の値段が安く、予想配当金が高いほど利益率は高くなります。

 

配当金狙いで買うなら業績がいい企業(増配発表期待がある→資金が余ってるから株主に還元しようとなる可能性がある)をどれだけ安く買えるかが勝負どころになります。

 

※この配当金に関しては注意事項があります⚠️

株主優待後に説明します。

残念ながらまだまだ続きますので、暇な人は続けてみてね。

 

株主優待とは

一定数の株を保有している際に会社から優待(ギフト券やクオカード、カタログギフトなど)が貰える制度です。

配当金と同じように権利獲得できる日が決まっており、それまでに保有していれば貰えることが出来ます。

配当金とは違い、基本的には100株以上保有していないと貰えません。

ここはSBI証券で銘柄を開き、1番右の株主優待で確認してみてください。

みんな大好き すかいらーくで例を見てみましょう。

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ご親切に権利付き最終日と100株以上持ってると貰える優待が記載されてます。

 

配当金もそうですが、3月が権利付き最終月なら早い人だと2月頃から買いに行きます。

それらの傾向を掴んで同じように買って権利付き最終日に売って値上がり収入(ここから値上がり益といいます)を得ることも可能です。上手くいけばね笑

 

この株主優待も配当金同様に注意点があります⚠️

 

それは、株主優待や配当金が出された企業の株価は下がります。

 

え?って思いますよね。笑

 

では次のお勉強です( ᐕ)

 

■配当金後になぜ下落するか

配当金や株主優待は会社のお財布から株主に配られるわけです。

つまり、時価総額が減るということです。

 

理論的な株価のきまり方は下記です。

時価総額=現在の株価×発行済み株式数

 

並び替えると

現在の株価=時価総額÷発行済株式数になります。

 

時価総額が減る現象が起きると母数が減るので理論的に現在の株価は下がる計算となります。

 

簡単に

1000円のお財布(時価総額)から100円分の配当金を配るとお財布は900円となります。

 

なので配当金を配ったあとは自動的にその分の株価が下がるということになり不労所得だけで暮らす配当金生活は否定されるわけです。(え)

 

人気の株や業績がいい会社はその分の下落後にも株価はそれすらも超えてくることがあるので業績がいい銘柄を選択する必要がありますし、安く買えてる株なら安心して持てます。

業績が上がれば時価総額が理論的に上がることになるので株価が上がるわけです。

 

なので、配当利回りが高い企業を買うと配当金が多い分、株価下落しますので割にあってないです😵

大体高配当で安心安全な範囲は3%~4%程だと思ってます。

 

なので決算がめちゃくちゃいい!ってなるとその分買いが集まりやすく、売る人が少なくなるので株価が釣り上がるわけです。さらにその流れで配当金が出ようもんなら配当金+値上がり益を得られるわけです。

これが株式トレードの完成系だと思います( ˙▿˙ )☝

 

■板の見方

買い注文と売り注文を見れるものです。

 

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みんな大好きメルカリで見ていきますが、現在の株価は上の方にデカデカと書かれている2554円となっております。

その隣の+43と言うのは昨日の終わりの値段(ここから終値といいます)から今+43円上昇しているという意味です。

 

では真ん中辺りの赤色の2557円と白文字で赤色枠で囲まれた2554円というものがあります。

さらにその隣、2557円の隣に2300とあり、2554円の隣には700とあります。

 

こればどういうことかというと、まずは赤枠の2554円が現在の値段になっています。隣の700とは2554円で買いたい株数が700株あるということです。

 

逆に2557円の隣に2300あるので2557円で売りたい株数が2300株あるということです。

 

単純に僕が2300株買えば株の値段は2557円の価格で買う事が出来るので僕のメルカリ株は100株辺りの値段は2557円となるわけです。

 

皆が買いたい買いたい!となれば段々値段が釣り上がり、2557円で買った株がオークション形式で値上がりしていきます。

逆も然り、

皆が売りたい!売りたい!となれば段々と価値が下がっていきます。(恐ろし)

 

■最後に

株を買うメリットというものは多くもあり少ないですが、その分リスクと隣り合わせです。

 

他にも経済状況や自然災害、金利や海外市場の変動、業績と需給(買いたい人と売りたい人の関係)で決まるわけです。

 

経済ニュースを読むことも普通になりますし、業績発表の決算などを見ていくことも必要とあらば見ないといけません。

 

見れないよ!って人はTwitterで情報を簡易的に見るというのも1つの手ですよね。間違った情報もありますが。

 

株を買う最適解は暴落時に少しづつ買っていくというのが1番だと思います。

んなわけねぇだろ!という黄色い声援も聞こえてきますが、それはまた後日(o・・o)/~

 

ここまで読んだ方は変態だと思います。

すぐに明日の準備と歯磨きをして寝る準備をしてくださいね。

 

ではでは、株の入門編①とさせていただきます。

ご清聴ありがとうございました!(´▽`)